2010年 2月 の記事

久元祐子さん久々のショパン本登場

先週入手したショパン本からもう一発
『作曲家ダイジェスト ショパン』久元祐子・堀内みさ・山本一太 著

こちらもCD付きのベーシックな解説本です。
ちなみに音源はナクソスです。

余計なものはバッサリ削ぎ落とした
毒にも薬にもならない(失礼)
まあ、プレゼントには最適かもな本。

メインの名曲案内は厳選されたセレクトがどう受け止められるか。
入門時は問題ないんだろうけど少し慣れてきたら物足りなくなるかも。
それでも紹介されてる作品はほぼCDに収録されてる点は評価高いですね。

結局、興味を持ったら自分であれこれしたくなるから
いきなり全部乗せにしないで
作品解説はこれくらいでもいいのかも。

むしろ弟子や交友関係のリストなど
合間のコラムが充実してる印象です。

解説を書かれている一人は
作曲家別演奏法」を書かれたピアニストの
久元祐子さんですので内容の確かさはお墨付き。

歴女の次は「クラ女」なの? クラ女のショパン

連日ショパンの新刊紹介。ああ楽しい。
『名曲案内 クラ女のショパン』室田尚子・小田島久恵・山口眞子 著

オシャレな装丁、タイトルからして
スイーツ系のちゃかついた本かと思いきや
予想に反して中身は手堅い内容。

作品解説に合わせてお薦めのCDが紹介されてます。

この手の本では佐藤先生の
名曲名盤ショパン』なんて定番だったんですが
やはり内容がいささか古い。

「クラ女」の方は昨年発売されたCDも登場してるんで
これからショパンを聴きたいという人も重宝しそう。

なんか女子部に入った気分でドキドキしながらページをめくると
ワルツでカツァリスだったりで、なんだその真っ当なセレクト
ちょっとマジじゃんて感じです。

もっとお花畑でもいいんじゃねって思うんだけど
そこはクラ女さん的にはダメなんでしょうね。

この中で特に面白いなって思ったのは
レント・コン・グラン・エスプレッシオーネのおすすめ盤が
平原綾香ってとこ。なるほどそうきたか。
やられたなって感じ。この発想は男にはないわ。

ま確かに今更、無難なつまらないもの持ってこられてもって
いらないもんねえ。

全曲網羅はされてませんが、全体丁寧に書かれています。
女子供向けと侮れません。
シリーズ化すると面白いよぜったい。

ところで「クラ女」て何て読むんだろう?
クラジョ? クラオンナ?

CD付きでこの値段は安過ぎる ショパン鍵盤のミステリー

引き続きショパンの新刊です。
『CDでわかる ショパン鍵盤のミステリー』仲道郁代著・編

こちらは全編オールカラーのショパン入門本
アマゾンだといきなり売り切れてます。

仲道郁代さんのCDが付いて1,800円。
しかもバラード、エチュードなど一部新録。
そりゃ売れるはずだ。

全体2部構成になっておりまして、
1部は仲道さんの演奏と譜例を合わせた楽曲解説。
やっぱり文字だけじゃ分かりにくいですからね。
実際に耳にしながらショパンの作品に触れることができると。

2部は「人間ショパンにせまる」ということで
ショパンの一生を追いつつ交友関係など深く掘り下げてるんですが
これがなかなか徹底してる。コラムなんか秀逸だなあと思ったら
執筆してるのが『鷲の刻印』の藤嶋ミロさんこと大嶋かず路さんでした。

この方、先日お伝えしたワルシャワで開かれる
国際ショパン会議にもご登壇予定の
第一線のショパン研究家の一人です。
この会議で発表されるのは日本からは大嶋さんだけです。
これ、メチャメチャすごいことなんですよ。
→ホームージはこちら Matuszynski.com

まあそういったお方々の執筆、仲道郁代さんのCDと内容は盛りだくさん。
ショパン入門にはもってこいの一冊です。

伊熊よし子さんの本意気のショパンがぱねえすよ

ショパンの新刊紹介です。
『図説 ショパン』伊熊よし子著

これ「大型本」とか「ふくろうの本」て書いてるから
勝手に絵本だと思ってましたよ。
中身はいたって真っ当なショパン本。
いうほど大型でもないっす。むしろコンパクトサイズ。

ポーランドからフランスと
カラー写真もふんだんに盛り込まれてます。
遠山先生の新潮社の文庫に雰囲気は近いかな。

なんつっても圧巻なのがピア二ストの紹介ページ。
これ力入ってますよ。
往年の巨匠からブレハッチくんまで網羅されとります。
この辺りはジャーナリストの本領発揮ってやつですかね。

「資料編」として音楽用語や人名事典と
基本的な情報はこれでバッチシ
5月のイベントでショパンデビューしたいって人は
買って予習もいいかもしれませんね。

世界一ショパン好きの国「日本」・・ ショパコン

けっこう前に発表されたので
すでに見た人もいると思いますが
ショパンコンクールにエントリーされた人が発表されとります。

http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/id/1088

参加人数が多い順に並べてみるとこんな感じ。

56人 日本
49人 ポーランド
38人 アメリカ
32人 中国
23人 ロシア
19人 韓国
16人 フランス
14人 イタリア
11人 ドイツ、カナダ
10人 台湾
7人 イスラエル
5人 ウクライナ、ベルラーシ
4人 イギリス、オーストラリア
3人 オーストリア、ブルガリア、スペイン、タイ
2人 チリ、クロアチア、ギリシャ、インドネシア、ルーマニア、セルビア、スイス
1人 アルバニア、アルメニア、ブラジル、コロンビア、北朝鮮、エストニア、フィンランド、グルジア、イラン、リトアニア、ニュージーランド、ノルウェー、スロヴェニア、スウェーデン、ハンガリー、イースター島(?)

前回、前々回はアジア勢の台頭が言われてましたが
こうしてみると欧米もなかなか多いのでは。
ポーランドの多さは実は意外でした。

それでもやっぱり日本が多いんですが、
これは「日本からのエントリー」ということで
日本人参加者数はざっと見ただけでも60人を超えてるようです。
約5分の1が日本人。ハンパねえ、、

古今東西さまざまなイベントがあるなかで
こんなに日本人が参加してるのも珍しい?
これはもう日本にとっても重要なイベントの一つですね。

この前の五輪開会式を見ていて思ったんだけど
国と国の差ってあるなあって感じる。変な意味じゃなくてね。
不況不況つったって日本はよそから見たら
まだまだ羨ましいくらい大国なんじゃないだろか。

ま、でもショパコンはスポーツとは違うんでね。
どこの国のどんな演奏家でも応援は自由ですから。
自分の好みに合う演奏家が出てくるといいですね。

iTunes Storeでこんなマニアックなものが買える時代

昨日たまたまiTunes Storeでダヴィドヴィチさんとコンドラシンの
ショパンの協奏曲ヘ短調を見つけた。
もともとPCで音楽を聴く習慣がないので
iTunes Storeはノーチェックだった。
2007年発売か。全然知らんかった、、

これってソビエト時代の録音では?
まったく震えるぜ。
レアものってほどではないけど
物によってはいい値段がついてたりする。

iTunes Storeって好きな人は一晩中聴いてたりするみたい。
こりゃ分かる気がする。

↓クリックするとiTunesが起動します。ご注意!
http://itunes.apple.com/jp/album/kondrashin-the-soviet-years/id263347337

ショパン漫画の系譜とかいって

またもや桃雪琴梨先生ネタですが、
ショパン漫画の読み切り「みんなショパンに片想い!?」
が掲載された「電撃マ王」を取り寄せました。
初めて買ったよ、この雑誌。
なかなか厚くてびっくり。

それにしてもこういう雑誌系の情報は
うっかりしてると入手不可になったりするんで
気付いて良かったす。あぶねえ、

内容的には現代の音大生の主人公が
ショパンの時代にタイムスリップして
当時の芸術家たちの交流をみながら
苦労だったり、苦悩だったりを垣間みて
いろいろあれするって話。
なかなかよくできてる。

ギャグセンスというか、面白いのと
ハっとするのとのON/OFFの切り替えが巧いなあと。
しっかり青春群像しております。

ショパン漫画は過去にも手塚治虫大先生や
ミスター味っ子の寺沢先生が手がけてますが
まあ作風は時代の流行とかでも変わるんだろうけど
こういうショパンもね、今風って感じで受け止めとかないとね。
腐女子っていうんですかね。なるほどね。

ブーニンの協奏曲 再び!

近所のCD屋でふと手に取ったCD。
ああ、またブーニンかと、
指揮はアントニ・ヴィト、
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団との共演。

なるほど、ショパン生誕200年に合わせて
再販で便乗しようってことかと裏面をみたら
録音2009年〜って、あぶねえ。
うっかり買い逃すところだった。
ということで一度帰宅して、
一応持ってないことを確認してからアマゾンで注文。

それにしても何だろうこの既視感
ブーニン、ワルシャワってだけで
ああ、またかと思ってしまうのは俺だけだろうか。

勝手に終わった扱いされて久しいこの人。
ブーニン・シンドロームも四半世紀前か・・

月刊ショパンの動画共有サイトだって

こんなん見っけたんさね

月刊ショパン – 動画共有サイトzoome

オフィシャル動画第1弾は小林愛美さんだそうです。
めちゃめちゃ上手いですねえ、、

I.フリードマン校訂のショパンの楽譜

イグナーツ・フリードマンが校訂したショパンの楽譜が今日届いた。
ソ連のMuzgizという出版社から出ていたものでヘ短調の協奏曲。
ロシアものはなかなか手に入りにくいのでちょっと嬉しい。

さっそく楽譜眺めながらフリードマンのCDでも聴こうかなと思ったら
フリードマンはショパンの協奏曲を録音してなかった。
チッ

これもそのうちショパン楽譜館にアップします。
ところで楽譜館は文字だけで分かりにくかったので
国旗を付けてみました。間違っとらんじゃろか。

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