11月27日に「第四回ポーランド音楽の夕べ」を聴きに
やなか音楽ホールに行ってきました。
忘れないうちに簡単な感想のメモを。
プログラムは以下の通り。
後半は全て日本初演です。

前半
ショパン
・歌曲「願い」「春」
・チェロとピアノのための序奏とポロネーズ 作品3
・歌曲「木の葉が舞い落ちる」
・バラード第一番 ト短調 作品23
ルドミル・ルジツキ(1883-1953)
・ポーランド舞曲集 作品37

後半
ユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885)
・歌曲「みずみずしく花咲かせた木立」
・ポロネーズ・メランコリーク 作品10
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909)
・歌曲「おだやかで明るい黄金の日々を僕は思いかえす 作品1-5」
イェジ・ガブレンツ(1888-1937)
・歌曲「クリスマスの午後に 作品9-7」
ユリウシュ・ザレンプスキ
・ピアノ連弾「ポーランド風ディヴェルティメント 作品12」

まず、今回足を運ぶきっかけになったのが
前半のショパンの歌曲だったんですが
難しいポーランド語の歌ということもあって
歌手探しにも苦労されたようです。
トップバッターで歌った渡辺豊子さんは緊張してたと思うのですが
とても丁寧に歌われてました。
チェロの作品も演奏される機会はそう多くはありませんが
ホールが小さかったのでほとんど真正面でチェロの演奏を聴く事ができ
チェロの音色の変化を堪能できました。
チェロって2〜3台分楽器を持ってるような感じですね。
演奏された佐藤智孝さんはピアノの小早川朗子さんと息も合ってて良かったです。
前半最後の2曲は小早川朗子さんのソロでしたが
こんなに上手い人がこんな小さなホールで弾いてていいのかって思いました。
多分ですけど彼女の持ってる言語感覚が音楽に説得力を与えてるのかなと思います。
この人と、いわゆる一流とか言われてる人の違いってなんなんでしょうね。
いろいろ考えされられました。

後半は聴いた事のない作曲家の作品ばかりでした。
カルウォヴィチ、ガブレンツの歌曲は時代を感じさせる作風で
ソプラノの岡村実和子は明るく輝かしく歌われていました。
ピアノの津原和典さんはザレンプスキの研究をされてるらしく
こういう人が日本の文化水準を支えてくれてるのだなとただただ感心・感謝。
ザレンプスキの作品は個人的には若干冗長というか少ししつこく感じましたが
まだまだこれから他の作品も演奏される機会があると思いますし
いろいろ聴いてみたいと思いました。

今回初めて伺ったのですが、1回から3回まで行けなかったのを
非常に後悔しております。とても濃い内容の演奏会でした。
次も是非行ってみたいと思います。